Serende vol.39

  • 2019-8-28


ランタンの街「ホイアン」散策

南北に細長いベトナム。 北部にはベトナムの首都「ハノイ」や世界遺産「ハロン湾」があり、南部には、観光都市「ホーチミン」があります。
今回セレンデは、中部エリアのビーチリゾート「ダナン」とランタンの街として有名な世界遺産の「ホイアン」に行ってきました。 まずは、想像以上に良かった「ホイアン」からレポートします。
場所はダナンより南に約30㎞で、タクシーで500万ドン(2500円)くらいで到着します。 ランタンの街としても有名な「ホイアン」。
その趣の残る古い町並みは、1999年にユネスコ世界遺産に登録されています。
もともとは、中国やインド、アラブを結ぶ中継貿易都市として栄え、16~17世紀頃には、日本人街もつくられ、最盛期には1000人以上の日本人が住んでいたと言われます。
江戸幕府の鎖国政策で日本人街は衰退し、今では「日本橋」がその面影を残すのみとなっています。 ホイアンの街全体がフォトジェニックで、街並みの写真を撮り続けて飽きることはありません。
旧市街を中心に、観光名所の「日本橋」「タンキーの家」「フーンフンの家」「貿易陶磁博物館」「福建会館」などを見学。途中カフェで休みながら楽しく回ることができました。


「日本橋」
1593年に日本人によりつくられた屋根付きの橋。2万ドン札にも印刷されているベトナムを代表する観光名所の一つです。この橋の内部にはお寺が造られており、地震や洪水からの加護を願ったとのこと。
「タンキーの家」200年ほど前に建てられた中国広東省出身の漁師の家、日本と中国の建築様式がミックスされています。
「フーンフンの家」200年前に建てられた貿易商人の家。ベトナム、中国式に加えて屋根には日本の建築様式が取り入れられています。
「貿易陶磁博物館」ホイアンの代表的な民家がそのまま博物館になっており、この周辺で発掘された陶磁器などが展示されています。
「福建会館」華僑の人々の集会所で現在も活用されています。航海安全の守り神が祀られています。
見学できた歴史建造物の1階の柱には、線と年が刻まれていました。最初は子供の成長でも刻んでいるのかと思いましたが、それにしては、順番がおかしい。
これはどうも洪水の水位と年が刻まれているようです。かなりの高さと頻度です。
いまでも数年に一度、旧市街の1階部分が水没するほどの洪水がおこるそうで、9月~11月の雨季にホイアンに行くときは、注意したほうが良いかもしれません。
「ホイアン」は、夜が近づくと人も増え始め、賑わいが増して行きます。
ランタン祭りではないため、ランタンは少なめですが、通りは幻想的で、どこか懐かしい雰囲気を感じながら散策することができます。
旧暦の14日(ほぼ満月)の夜は、旧市街の各家の電気が消され、ランタンの光のみが灯されるそうです。タイミングを合わせて、行ってみたいものです。

ビーチリゾート「ダナン」観光
ダナンは、ベトナム中部最大の都市。
現在はビーチリゾートとして、開発が進んでいます。 市内の中心を流れるハン川の西側の「市街」と「ミーケビーチ」「ノンヌックビーチ」が観光で訪れるメインのエリアになります。
ハン川にかかるドラゴンブリッジを始め、ダナン大聖堂にチャム彫刻博物館、カフェやグルメは西側エリアに固まります。
「ダナン大聖堂」1923年フランスの統治時代に創建されたゴシック様式のカトリック教会。残念ながら教会内部へは入場できませんが、敷地内は出入り自由、ピンクの外観を撮影することができます。
「チャム彫刻博物館」チャンパ遺跡の調査発掘の際に発見された彫刻芸術品が集められた博物館。 ヒンドゥー教のシヴァ神やガネーシャ神などが飾られています。
あまり博物館や美術館でテンションは上がらないのですが、ここに飾られている彫刻には心を動かさられました。美しくカッコ良い。長く眺めていても全く飽きませんでした。
「ドラゴン・ブリッジ」ダナンのハン川に架かる。その名の通り、龍をモチーフにしたこの橋は、ダナンを代表する観光スポットの一つ。毎週末に開催される、龍が火や水を噴くショーは必見とのこと。長さ666メートル、幅37.5メートル、全6車線という巨大な橋は、ダナンの中でも圧倒的な存在感を放つ。なんと総工費は約100億円。2013年3月29日に開通。

「ダナン」の現代建築
セレンデ的にダナンでも有名建築家による現代建築を探してみましたが、残念ながら見当たりませんでした。経済成長中のアジアの都市と言えば、高さを競うような建築物があるかと思いましたが、そうではないようです。
現代建築を探す中で多く出てきたのが、高級リゾートホテルや「ルーフトップバー」などでした。建築物としても、確かに見どころがあるかもしれません。
ということで、建築的に面白い高級リゾートホテルとルーフトップバーを取材してきました。
「ナマン・リトリート」まず訪れたのが、ベトナムの伝統的な素材「竹」を随所に用いる建築のデザインが面白いと評判の「ナマン・リトリート」。竹をあしらったレストランの空間はもちろん、インフィニティプールやビーチ沿いのヤシの木の空間など、さすがの演出。一見の価値アリです。 客室はすべてヴィラタイプで、全室にプライベートプールが付き、リゾートで楽しめるアクティビティが充実しているらしい。
「プルマン ダナン ビーチ リゾート」ロビーに開放的なバーが有るホテル。大きなピクチャーウィンドウの先には、海につながるインフニティープールにシンメトリーな植栽が広がります。バーでは心地よい風が流れ、ゆっくりとした時間を過ごすことができます。 次にルーフトップバーですが、都心部とビーチ沿いで1件づつ行ってみました。
「SKY36」ベトナムで一番高いと言われているルーフトップバーです。2014年オープン。ノボテルホテルの屋上にあり、その高さは166m。ドラゴンブリッジなどダナン市街中心部を見下ろすことができます。通常は36階ですが、貸し切りできるスペースの37階もあり、イベントが行われていなければそちらにも上がることができます。開放的な空間で音楽が鳴り響き、楽しい時間を過ごすことができます。
「ZENBAR」2015年新たにオープンしたミーケビーチ沿いのリゾートホテル「フュージョン・スイーツ・ダナンビーチ」。ここの最上階にあるルーフトップバーがZEN。ここからミーケビーチ沿いの夜景を楽しむことが出来ます。あまり知られていないためか、ほぼお客様がいない状態。暗くなるビーチをゆっくり堪能することが出来ました。

食の宝庫ベトナム「ダナン」のグルメ
今回の旅行で、満足度の高かったものは、やはり「食」でした。
数百円で満足度の高い、様々な地元名物料理から高級レストランの食事までどれも外れなしです。
また、意外だったのがおしゃれなカフェが多く、コーヒーが美味しいこと。
練乳をたっぷり入れたベトナムコーヒーは、有名ですが普通のアイスコーヒーも濃くて美味しかったです。
おすすめのグルメ店を何件か紹介します。
「Nu Eatery(ヌーイータリー)」ホイアンの日本橋の直ぐそば、細い路地を入っていったところにあるレストラン。ベトナムの食材にフレンチ式の調理方法を加えたフュージョン料理が食べられます。 オーナーは20年以上海外で暮らし、料理を研究したとか。頼んだものは、どれも美味しく感動するレベル。ホイアンに来たら是非寄って欲しいレストラン。
「Com Ga BA BUOI(コムガーバーブオイ)」ホイアン式鶏ご飯で超人気のお店。コムガーとは鶏ご飯のことですが、ここでは、鶏の茹で汁で炊き上げられたご飯に、細かく咲いた蒸し鶏肉とオニオンスライスがのっています。これにパパイヤの漬物的なものとタレをよく混ぜて食べます。とても美味。間違いのない1品。
「Mi Quang 1A(ミークアンワンエー)」ダナン名物の麺料理「ミークワン」。きしめんのような麺をかき混ぜて食べます。びっくりしましたが、これ、ぬるいです。どうも熱々を提供するという文化では無いようです。しかし美味しい。揚げせんべいを細かく割って、付け合せの野菜を入れて、ライムを絞ってマゼマゼして頂きます。

全てのベトナム料理に言えますが、野菜食べる機会が多いですね。 また地元の人は、唐辛子をかじりながら食べていました。他のベトナム料理でも付け合わせに出てたので、ベトナム人にとって漬物みたいなものかもしれません。

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