Serende vol.29

  • 2016-2-1
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サンタモニカビーチにて
ロサンゼルスと一口に言っても、サンタモニカのビーチエリアに始まり、ビバリーヒルズ、ハリウッド、ダウンタウンエリア。知名度はないがミッドウィルシャーエリア、パサデナと見どころは多い。
ところが移動に時間がかかるため、すべてを見るには圧倒的に取材時間が足りない。 ロサンゼルスは広いのだ。
そこで、観光地として人気のハリウッド、ロディオドライブ(ビバリーヒルズ)は確認程度に寄るだけで、今地元で人気の通りやショップ、観光としては行かない場所を回ってみようと思う。 まずは、ビーチエリアへ向かう。 果てしなく続く海岸線も驚きだが、砂浜の幅が200メートルくらいあるのも驚きである。 海と砂浜を入れつつ、海辺の住宅を撮影したいのだが、海を入れるとどうしても住宅が小さくなり、絵にならない。 美しい海岸沿いの住宅が広がっているのに、それを写真では伝えることが出来ない。 砂浜の中程から海岸を切り取る。 せめて、ファインダーに収まりきらない程のスケール感が伝わればいいのだけれど。

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29_04多彩なロサンゼルスビーチエリア

サンタモニカを中心に広がるビーチエリアは、大きくベニス・マリナデルレイのエリアとマリブエリアに分かれる。 ベニスエリアにあるアボット・キニー通りは、お洒落なストリートとして人気が高い。 この辺りがベニスと呼ばれるようになったのは、大富豪アボット・キニーがイタリアのベニスを真似て海沿いにリゾートホテルを建設したり、運河を引いたからだそうで、通りの名は彼の名にちなんで付けられたものだ。 約1・5㎞の通りには、セレクトショップやカフェ、レストランが並び、どれも個性的で、オーナーのこだわりを感じる。 一方、マリブエリアは多くのハリウッドスターの豪邸があることでも有名な高級住宅街。 豪邸というとビバリーヒルズがメジャーだが、実はマリブの人気も高く、豪邸を巡るツアーもあるくらい。 人気のサーフスポットがあることでも有名で、サーフィンを楽しむセレブの姿も頻繁に目撃されている。 マリブピアの先端にある「マリブファーム」で遅めの朝食をとる。 ここはミランダ・カーも訪れるという有名店で、ここで出されるのはオーナーが所有する農場で栽培されたものや、地元の生産者が作る野菜だそうだ。 頂いたのは「ブレックファーストブリトー」15ドル。 スクランブルエッグ、チキンソーセージ、ブラックビーンズ、チーズ、ペッパー、オニオンそしてワカモレ。 日本では食べない味付けではあるが、美味しい。 美味しいのだが、ボリュームが多すぎである。 マリブはあまり観光地化されていないようで、いい感じに落ち着いた雰囲気が漂っている。皆のんびりビーチやショッピングを楽しんでいるようだ。

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29_06ロサンゼルスで人気の通りを歩く

ビーチエリアを堪能した後は、ロデオドライブを通ってミッドウィルシャーエリアへ。 まず訪れたのは、メルローズアベニュー。 ビンテージショップやセレクトショップ、お洒落なレストランやカフェが建ち並び、ロサンゼルスの流行発信地となっている。 ロサンゼルス発の人気ブランド、ロン・ハーマンの本店があるのも、この通りだ。 人気のショップが集まっているといっても、端から端まで約3㎞。 お店が連なっていないので、ウィンドウショッピングができる感じではない。 ここで、あてもなく面白そうなお店を探そうというのは至難の業だ。 さて、ロン・ハーマンで、日本にはまだ輸入されていないアイテムをチェックし、お目当ての「ブルージャムカフェ」へ。 ここはロサンゼルスでも一番人気のカフェで、時には1時間待ちだという。 この日は、運良く20分ほど待つことで入ることが出来た。 お薦めのブランチバーガーを頂くが、日本では味わう事ができないパテのジューシーさは絶品。 ロサンゼルスに行かれる方は、ぜひ味わってほしい。 続いて、『その国を知るにはまず市場から』という信条にのっとって、ロサンゼルスの市場「ファーマーズマーケット」に行ってみた。 「市場」といってもここは巨大なショッピングモールといった感じで200を超える様々なショップが軒を連ね、多くの買い物客や観光客で賑わっている。 ここだけでもすべて見るには一日かかりそうな広さだ。

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ロサンゼルスの博物館あれこれ

今回、4つのミュージアムを回ることができた。 まずはサンタモニカの海を見下ろす小高い丘に建つ「ゲッティーセンター」。 石油王J・ポール・ゲッティの収集した膨大なコレクションが展示してあり、モダン建築の大家リチャード・マイヤーが建築と景観の融合を目指して設計した美術館だ。 次にロサンゼルスオリンピックのメイン会場だったエクスポジションパーク内にある「カリフォルニア・サイエンス・センター」。 敷地内には他に3つの博物館とロサンゼルス・スポーツ・アリーナなどがある。 ここではスペースシャトル「エンデバー」を見ることができたが、これが思いのほか良かった。 そして、大胆な外装に惹かれて訪れた「ピーターセン自動車博物館」。 ちょうど訪れた日は100億円をかけた大改装後のオープン初日。 館内には見たこともないヴィンテージ・カーから映画で使用されたお馴染みの車まで幅広く展示してあって、クルマ好きにはたまらない。 ロサンゼルスに行く機会があれば、おすすめだ。 自動車博物館の近くにある「ロサンゼルスカウンティ美術館」は西海岸最大の美術館。LACMA(ラクマ)の愛称で親しまれ、なんと10万点の所蔵を誇る。 ここではフランク・ゲーリーの企画展示をしていたが、それはまた次回ご紹介したい。

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