Serende vol.25

  • 2015-10-23

 

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並木道の美しい「マンリー・ビーチ」
海辺の都市「シドニー」では、どこに行っても海のある空間を楽しむことができる。 シドニーのランドマーク「ハーバーブリッジ」と「オペラハウス」も海辺だし、紹介する「ザ・ワーフ」と「ダーリングハーバー」もウォーターフロントエリアだ。 この海辺の街「シドニー」で、人気のビーチと言えば「ボンダイ・ビーチ」という人は多いだろう。 きれいな弓なりの形をした砂浜が約1kmも続き、ビーチの手前には芝生のエリアもあり、空・海・砂浜・芝生と色のコントラストが何とも美しい。 ビーチ周辺には、カフェやショップが集まり散策して飽きることがない。 また、このビーチは、世界初のサーフ・ライフセービングクラブが創設されたビーチとしても有名だ。 しかし、セレンデ的には「マンリー・ビーチ」をおすすめしたい。 マンリーは、サーキュラキーからフェリーで約30分、シドニー湾を横切って行くことができる。 海上からのオペラハウスやシドニー市内、ハーバーブリッジの景色を楽しめこれだけでも満足感が高い。 ただ、途中で波が高くなる箇所があり、船の外にいると頭から波をかぶるので注意した方がいい。 フェリーを降りてすぐに、サーフショップなどが並ぶ歩行者モール「ザ・コルソ」があり、買い物を楽しむことができる。 そこを抜けると目の前に海が広がる。 並木が続く海岸沿いの道にもおしゃれな店が並び、リゾート気分の散策にはピッタリだ。

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シドニーの再開発ウォーターフロント「ザ・ワーフ」 

今、シドニーで最先端エリアとして注目なのはウールームールー埠頭にある「ザ・ワーフ」だ。ウールームールーはアボリジニの地名。 このウールームールー湾に付き出した埠頭の建築物は、かつて貨物ターミナルとして使われていた建物。 時代の変遷とともに、この産業用埠頭は改造され建物の雰囲気を残したまま1階にレストラン、2階に高級ホテルを擁す商業施設「ザ・ワーフ」へと変貌を遂げている。 海の景色を眺めながら、長い埠頭を歩いて見た。 手前にイタリアン・フレンチ・中華などの高級レストランが並び、奥は住宅棟となっている。 奥の住宅棟の一番海側のコンドミニアムは、ラッセル・クロウの豪邸で購入時の価格は14億円らしい。 海側のデッキには、見るからに高級なヨットやクルーザーが停泊している。 取材中もヨットクルーズを楽しんだ船が「ザ・ワーフ」に戻ってきた。手慣れた手つきで桟橋に付けて作業をする姿がなんとも絵になる。 全てのレスランには、海を望むオープンテラスの席が用意されているので、美しく並ぶヨットを見ながら、優雅に食事を楽しむことができる。
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「ダーリングハーバー」
シティからブラっと行けるウォーターフロント「ダリングハーバー」。 ここダーリングハーバー一帯も、もともとは貿易港があり、造船所や倉庫が多く立ち並んでいたエリア。 1980年代に再開発され、今は動物園に水族館、ショッピン グ・モールそしてレストランやバーが集まる一大観光スポットになっている。年中、なにかしらのイベントをやっていてローカルにも人気の場所。 ハーバーの中心にあるコックルベイにはたくさんのクルーズ船やクルーザーが 浮かび、歩行者専用になっている通りは、のんびり散策をする観光客やローカルの人々で賑わっていた。

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25_5シドニーオリンピック選手村跡地にて
シドニーオリンピックが開かれたのが2000年。20世紀最後のオリンピック、ミレニアムオリンピックとして、盛り上がったのだが、「グリーンゲーム」というコンセプトで環境にやさしい大会として取り組まれた。選手村として作られた住宅は、五輪後郊外の街として機能するように工夫されたという。 セレンデらしく、選手村跡の住宅を見ることにした。シドニーから西へ約15km、車で30~40分くらいの所にある。15,300人の選手・役員用として住宅が建設されており、集合住宅(4階建て)と戸建(2階建て)に別れる。当時、住宅には太陽光発電設備が設けられるなど環境に配慮された。 芝生の緑が広がる中に低層の集合住宅が広がる。戸建ても道路と住宅の間に植栽帯が設けられ、緑に包まれた環境に建てられている。家の外壁などは、日本の住宅よりチープに感じるが、緑に包まれた環境がとても心地よく贅沢である。緑に包まれた空間を、住宅選びの条件にするのもありかもしれないと考えさせられる現地だった。

 

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